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About

IRPAについて 

​主 な 活 動

01.

研 究

現在、世界的に老化・寿命のメカニズムを探究する基礎研究、さらには抗老化を目指した臨床研究が興隆しつつあり、脚光を浴びるようになってきています。
IRPAは、日本における老化・寿命研究を促進し、そうした厳密なサイエンスに立脚した抗老化方法論を社会に実装していくことを目標に掲げています。その目標の達成に向けて、IRPAは今までに以下のような研究を、企業の方々との共同研究として進めてきています。   

1)血中を巡っているNAD+合成系酵素eNAMPTの研究
eNAMPT(extracellular nicotinamide phosphoribosyltransferase)は、主に脂肪組織から細胞外小胞(extracellular vesicles; EVs)に内包される形で血中へと分泌されており(eNAMPT-EVs)、標的となる細胞に到達するとeNAMPTがその細胞質に送り込まれます。eNAMPTは直ちにその酵素反応産物であるニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN; nicotinamide mononucleotide)を合成し始め、それがNAD+へと変換されます。このeNAMPTの働きが、マウスにおいて老化を遅らせ、寿命を延長させるのに、非常に重要であることが明らかになっています(Yoon et al., Cell Metab., 2015; Yoshida et al., Cell Metab., 2019)。IRPAの吉岡主任研究員は、eNAMPT-EVsの精製方法、およびその活性を測定する方法を樹立しました。現在、その研究をさらに進めるとともに、eNAMPT-EVsを用いた抗老化療法として、eNET(eNAMPT-EV therapy)の開発に取り組んでいます。IRPAは、eNAMPTを用いた抗老化療法の基幹となるパテントを、ワシントン大学(米国ミズーリ州セントルイス)よりライセンシングしております(https://patentscope2.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2020247918 サブライセンシングの交渉可)。

2)抗老化物質の最有力候補ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)の作用に関する研究

現在、NMNは抗老化物質の最有力候補として、世界中で基礎研究、臨床研究が進められています。代表理事の今井はこれまでに、この分野の研究を世界的に牽引する役割を担い、世界初のNMNの臨床治験の結果をはじめ、数々の重要な成果を報告してきました(e.g. Yoshino et al., Science, 2021)。NMNには様々な抗老化作用があることが明らかになってきていますが、そのメカニズムはまだ十分に解明されているとは言えません。IRPAでは、NMNの中枢への作用、免疫系への作用、あるいは腸内細菌への作用等に興味を持ち、それらのメカニズムを解明する研究を進めようとしております。さらには、NMNの臨床研究を行う際に必要となる検出系の開発にも努めております。

以上のようにIRPAは、様々な企業の方々と広く共同研究を行うことによって、これらの革新的な老化・寿命研究を進め、新たな抗老化方法論の開発に努めております。IRPAにおける老化・寿命研究にご興味を持たれた企業の方々がいらっしゃれば、ぜひご一報下さい。共同研究の可能性について、喜んで、ご相談をお受け致します。

02.

コンサルティング

IRPAはその老化・寿命研究を通して、生物学的な老化の度合いを評価するための様々な指標の測定方法や、あるいは抗加齢/抗老化物質の候補の選択・評価に関して、幅広い知識と経験を有しております。特に代表理事の今井は、35年以上にわたる老化・寿命研究の実績と、世界的なリーダーシップによって、多面的な角度から老化・寿命研究、あるいは抗老化関連ビジネスにコンサルテーションをご提供できる世界トップクラスのエキスパートです。また吉岡主任研究員は、運動の生理学、骨格筋の生理学にも造詣が深く、臨床研究のデザインに関して有効なコンサルテーションをご提供することができます。お問い合わせいただければ、IRPAとのコンサルティング契約について、喜んでご相談させて頂きます。
さらにIRPAにおいては、医薬品あるいは機能性食品等の老化過程への影響を、マウスを用いた実験系によって評価する事業も検討しております。詳細については、それぞれのご要望に合わせてご相談させて頂ければ、大変ありがたく存じます。   

プロダクティブ・エイジングの推進

03.

IRPAは、老化・寿命研究の最先端の知見を共有し討論する場として、国内外の研究者を招聘したカンファレンス、シンポジウムを開催することも重要な目的の一つとしております。2020年の11月20日(金)〜22日(日)には、The Inaugural International Symposium on Aging Research (ISAR)を開催し、世界一流の研究者の方々にご登壇頂き、非常に大きな成功を収めることができました。今後もISARを継続的に開催していくことを目指して参りたいと存じます。


また一般の方々に対する、最先端の科学的知識や健康寿命延伸のための科学的手法の普及・啓蒙・啓発にも力を入れており、そのために市民公開講座の開催も行なっております。ISARと併せて、2020年11月22日(日)には、『老化・寿命研究の最先端と健康長寿社会の実現』と題した市民公開講座を開催し、代表理事の今井とともに、大阪大学微生物業研究所の原英二教授をお迎えしてご講演頂き、大変好評を博しました。

さらには、IRPAが発起人となって設立した日本プロダクティブ・エイジングアライアンス(Japanese Alliance for Productive Aging; JAPA)においては、年に3〜4回、主に国内の著名な先生方をお招きして勉強会を開催しております。
 

このような様々な活動を通して、IRPAは老化・寿命研究の推進、普及、啓蒙、啓発に努め、我が国が『健康長寿大国』として世界のロールモデルとなることを目指しております。

主な活動
01
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沿革

​沿 革

2019年     

一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構を設立     

2020年 11月  

第一回 老化研究 国際シンポジウム オンライン開催
第一回市民公開講座WEBセミナー開催  

2021年  4月 

日本プロダクティブ・エイジング アライアンス(JAPA)設立

2021年  4月 

「世界初のNMN臨床治験に関する成果論文のScience誌掲載について」
 オンライン記者発表会

2021年  5月 

JAPA設立記念 デビッド・A・シンクレア ハーバード大学医学大学院教授 オンライン講演会開催
 「なぜ私たちは老いるのか、それについて何ができるのか」

2022年  7月 

IRPA オフィシャルサイトの完全リニューアル

2024年  7月 

IRPAウェッブサイト、2回目のリニューアル

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