4月23日(金)11時よりオンライン記者発表会のお知らせ 「世界初の NMN 臨床治験に関する成果論文の Science 誌掲載について」
JAPA設立記念 デビッド・A・シンクレア ハーバード大学医学大学院教授 オンライン講演会 「なぜ私たちは老いるのか、それについて何ができるのか」
日本プロダクティブ・エイジング アライアンス( JAPA) 設立について
第1回老化研究国際シンポジウム講演動画のオンデマンド配信を終了しました。ご視聴いただき有難うございました。
#国際シンポジウム2020一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構を設立致しました。理事会を代表して、代表理事である鍋島から設立のご挨拶を申し上げます。プロダクティブ・エイジング(Productive Aging)とは『国民、とりわけ高齢者が精神的にも肉体的にも健康を保持し、個人の生活においても社会に対する貢献においても生産的な生活を送る』ことを表しており、本研究機構はその実現を目指しております。英語表記はInstitute for Research on Productive Agingであり、頭文字をとってIRPAと略称します。
IRPAは、老化・寿命のメカニズムを細胞、組織、個体レベルで明らかにするための科学的研究を促進・遂行するとともに、老化に伴って起こる、いわゆる老化関連疾患の病因を老化・寿命研究の枠組みから解明し、これらの科学的基盤に則った抗老化方法論の開発と社会実装に努めることによって、我が国、また世界の人々の健康寿命の延伸と高齢化社会が抱える問題を解決し、人類の健康と幸福のために寄与していくことを目的としております。
その目的を実現するため、IRPAは2020年4月に神戸のポートアイランドに研究拠点を開設し、現在、4つの研究部門の開設を目指しております。第1は、老化、寿命の基本メカニズムの解明を目指す部門、第2は、様々なライフコースイベントがどの様に老化・加齢疾患に結びつくかを研究する部門、第3は、免疫、癌に関する研究部門で、免疫機構の老化、および免疫機構の維持・賦活化に関する研究を進めます。そして第4は、老化をシステムとして捉え、同時にビッグデータの解析を活用して、老化とともに生じる問題の予測を目的とする部門です。
IRPAでは老化・寿命の基本メカニズムの研究成果に基づいて、抗老化作用を示すニュートラシューティカルや創薬シーズの探索、新規技術による老化診断法の開発、加齢疾患の新規メカニズムに基づく治療・予防法の開発等に取り組みます。また、企業との共同研究・開発、コンサルティング、並びに健康長寿実現のための普及・啓発活動に取り組みます。
近年、我が国のアカデミアを取り巻く研究環境は益々厳しさを増しており、世界に伍する研究を継続・発展させていくためには、日本全体にわたる多様な活力に依拠した新たな仕組みを作りだす必要があると考え、IRPAを設立するに至りました。IRPAの取り組みは一つのモデルですが、今後、多くの研究者が自らの知恵、叡智、努力によって様々な取り組みを開始するきっかけとなることを願っています。
IRPAは今後、企業や個人から成るコンソーシアムを設立し、支援の輪を広げ、活動基盤を一層拡充させていくことにより、プロダクティブ・エイジングの実現を目指します。最後に、皆様の益々のご指導、ご鞭撻、ご支援をお願い申し上げ、一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構設立のご挨拶とさせて頂きます。
一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構
代表理事 鍋島 陽一
超高齢化社会に否応無く突入していく日本社会の未来を科学の力によって少しでも明るくするために、私たちは、日本の老化•寿命研究を推進し日本を健康長寿国家のモデルとして世界に発信する組織として「一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構Institute for Research on Productive Aging(IRPA)」を設立するに至りました。
本組織では、老化研究の成果を遅延なく社会実装し、世界の皆様に還元することも重要な使命の一つと考えて活動いたします。
主な活動は右記の通りです。
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター長
京都大学名誉教授
沖縄科学技術大学院大学教授
特定非営利法人システム・バイオロジー研究機構会長
ワシントン大学医学部教授
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター
老化機構研究部 特任部長
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター
産学連携研究部長
森山恭太公認会計士税理士事務所
公認会計士・税理士