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お知らせ

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代表理事挨拶

 この度、2021年10月1日をもちまして、私、今井眞一郎が、一般社団法人プロダクティブ•エイジング研究機構(Institute for Research on Productive Aging; IRPA)の代表理事に就任致しましたので、ここにご挨拶をさせていただきたく存じます。

 2019年3月に本研究機構(以下、IRPA)が設立されて以来、多くの方々からのご懇篤なご支援を頂くことによって、IRPAは順調にその活動を発展させてまいりました。IRPAの理念は、「プロダクティブ•エイジング(Productive Aging)の実現」です。プロダクティブ•エイジングとは、『国民、とりわけ高齢者が精神的にも肉体的にも健康を保持し、個人の生活においても社会に対する貢献においても生産的な生活を送る』ことを目指した生き方の一つの形、目標です。この目標を達成するために、IRPAにおいては、老化•寿命のメカニズムを細胞、組織、個体レベルで理解するための科学的研究を促進すると共に、厳密な科学的基盤に則った抗老化方法論の開発と社会実装を実現することを目指します。そうした研究活動を通して、我が国、さらには世界の人々の健康長寿を果たし、来るべき超高齢化社会において直面する問題に科学の力による解決を与えて、皆様が健康で幸福な人生を過ごすことができるようにしたい、と望んでおります。必ずしも、長い人生が幸せを意味するわけではありません。IRPAにおける研究は、単に寿命を延ばすことを目指しているわけではありません。持てる人生をいかに健康で、充実したものとして過ごすことができるか、それこそが人間として重要な課題である、とIRPAは考えております。

 以上の目的を実現していくために、IRPAは2020年4月に神戸のポートアイランド内に研究拠点を開設いたしました。4つの研究部門、「老化寿命科学•医学部門」「ライフコース生物学•医学部門」「免疫学•癌生物学部門」「システムバイオロジー•ビッグデータ医学部門」の開設を目指し、現在最初の3つの部門において研究が行われている状況です。「老化寿命科学•医学部門」は、老化•寿命を制御する基本メカニズムの解明を目指しており、「ライフコース生物学•医学部門」は、様々なライフコースイベントがどのように老化•加齢疾患に結びつくかについて研究を行なっております。「免疫学•癌生物学部門」においては、免疫機構の老化のメカニズム、さらにはそれが癌の発生にどのような影響を与えるのか、ということについて研究を進めてまいります。最後に、「システムバイオロジー•ビッグデータ医学部門」においては、老化の過程をシステム全体として捉え、ビッグデータの解析を活用することで、老化において起こってくる問題の予測を行えるようにすることを目指しています。現在、主任研究員1名、研究員4名(1名は2022年度より)、技術員2名が、神戸のIRPAラボにおいて、鋭意研究を進めております。

 IRPAにおいては、こうした研究活動と合わせて、抗老化作用を持つニュートラシューティカルや創薬シーズの探索、新規技術による老化診断法の開発、加齢疾患の新規メカニズムに基づく治療•予防法の開発にも取り組んでいきます。また、企業の皆様との共同研究•開発、コンサルティング、さらには、健康長寿実現のための普及•啓蒙活動にも取り組んでいく所存です。

 こうした活動の一環としまして、2021年4月1日には、IRPA理事が発起人となり、日本プロダクティブ•エイジングアライアンス(Japanese Alliance for Productive Aging; JAPA)を設立致しました(https://www.japa.inc)。現在13の法人会員、12の個人会員の皆様にご賛同を頂いて、活動を開始しております。2021年9月28日には、第1回総会、第1回理事会も開催され、10月28日には第1回のJAPA勉強会の開催が予定されております。

 IRPAはこれから、新代表理事を中心とする新体制の下、さらにその研究活動を深め、プロダクティブ•エイジングの実現に向けて鋭意邁進して参ります。今後とも、皆様からの益々のご指導、ご鞭撻、またご懇篤なご支援をお願い申し上げ、新代表理事就任のご挨拶とさせて頂きたく存じます。

一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構
代表理事 今井 眞一郎

主な活動

 超高齢化社会に否応無く突入していく日本社会の未来を科学の力によって少しでも明るくするために、私たちは、日本の老化•寿命研究を推進し日本を健康長寿国家のモデルとして世界に発信する組織として「一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構Institute for Research on Productive Aging(IRPA)」を設立するに至りました。

 本組織では、老化研究の成果を遅延なく社会実装し、世界の皆様に還元することも重要な使命の一つと考えて活動いたします。

 主な活動は右記の通りです。

  • 1. 老化関連の基礎研究と臨床研究
  • 2. 学術会議の開催及び運営並びに学術雑誌の発行及び運営
  • 3. コンサルティング事業
  • 4. 健康寿命延伸のための手法や知識の普及・啓蒙に関する事業
  • 5. 医薬品、食品の評価事業
  • 6. 老化関連の診断法や抗加齢物質の開発

役員一覧

Shin-ichiro_Imai

今井 眞一郎代表理事

ワシントン大学医学部(米国ミズーリ州セントルイス)
M. and T. Tanaka Family Distinguished Professor in Aging Research

Kyota Moriyama

森山 恭太監事

森山恭太公認会計士税理士事務所
公認会計士・税理士

国際科学諮問委員会 委員一覧

  • 委員長北野 宏明
    沖縄科学技術大学院大学 教授
    特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構 会長
  • 委員成宮 周
    京都大学大学院医学研究科 特任教授
    メディカルイノベーションセンター長
  •  柳沢 正史
    筑波大学
    国際統合睡眠医科学研究機構 機構長 教授
  •  Adam Antebi, Ph.D.
    Director
    Max Planck Institute for Biology of Ageing
    Cologne, Germany
  •  Brian Kennedy, Ph.D.
    Distinguished Professor
    Departments of Biochemistry and Physiology
    Director
    Centre for Healthy Ageing
    National University of Singapore, Singapore
  •  Cynthia Kenyon, Ph.D.
    Vice President
    Aging Research, Calico, San Francisco, Calinornia, USA
  •  Jing-Dong “Jackie” Han, Ph.D.
    Professor
    Peking-Tsinghua Center for Life Sciences
    Academy for Advanced Interdisciplinary Studies
    Peking University, Beijing, China
  •  Leonard P.Guarente,Ph.D.
    Novartis Professor of Biology
    Massachusetts Institute of Technology,Cambridge, USA
  •  Linda Partridge, D.Phil.
    Director
    Max Planck Institute for Biology of Ageing
    Biological Secretary and Vice-President
    TheRoyal Society, London, UK
  •  Thomas Rando, M.D., Ph.D.
    Professor
    Department of Neurology and Neurological Sciences
    Director, The Glenn Center for the Biology of Aging
    Stanford University School of Medicine, Stanford, California, USA

組織図

沿革

  • 一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構を設立
  • 第一回 老化研究 国際シンポジウム オンライン開催
     第一回市民公開講座WEBセミナー開催
  • 日本プロダクティブ・エイジング アライアンス(JAPA)設立
  • 「世界初のNMN臨床治験に関する成果論文のScience誌掲載について」
     オンライン記者発表会
  • JAPA設立記念 デビッド・A・シンクレア ハーバード大学医学大学院教授 オンライン講演会開催
     「なぜ私たちは老いるのか、それについて何ができるのか」